
サイトを上位表示させるうえで必要となるSEO対策は、いくつも存在します。Googleは200を超える評価基準を持っているので、全てを網羅するのは大変な作業です。
今回はその中でも、重要度が高い傾向にある基本的なSEO対策項目をご紹介します。
施策は大きく分けてコンテンツ対策、内部対策、外部対策と3つに分けられる。
SEO対策の大きな流れとしては以下のような流れになります。
キーワードを選定する
↓
コンテンツ/内部/外部の対策を実行する
↓
成果を振り返る
さらにSEOを行う上で知っておくべき基本的な考え方として、1キーワード=1コンテンツという考えがあります。
かつては、サイトのトップページで多くのキーワードで上位表示することを目指すような考え方もありましたが、アルゴリズムの変化もあり現在ではその手法は通用しません。
多くのキーワードで上位表示を目指し、流入を増やしたいのであればそれだけのコンテンツが必要ということになります。そのため、対策するキーワードを決定する際には、優先度付けが重要になります。
優先度をきちんとつけられずに、思いついたキーワードを手当たり次第に対策してしまうと、時間と手間だけかかってしまって結局どの記事からも流入が獲得できないということになってしまいます。
目次
最適なキーワードを選定する
サイト、ページを上位表示させるには、まず「どのキーワードで上位表示を狙うか」を決定しなくてはいけません。
とは言え闇雲にキーワードをピックアップしても、成果を最大化させることは難しいです。
セオリーに則ってキーワードを選定していきましょう。
対策すべきキーワード選定の流れは大きく以下のようになります。
メインで狙うキーワードの選定→キーワードの拡張→対策キーワードの優先順位付け
メインで狙うキーワードの選定
弊社のように、SEOやインターネット広告運用などWebマーケティングを支援する企業であれば、自社サービスと関連性が深い「SEO対策」「インターネット広告」などがメインで狙うキーワードとなります。
このキーワードを拡張して、関連するキーワードを取っていくことになるので検索ボリュームが大きいビッグキーワードであることが望ましいです。
メインキーワード選定のポイント
- 自社商材との関連性が高いKW
- 検索ボリュームが大きいこと(関連するトピックが思いつくこと)
キーワードの拡張
軸となるメインキーワードを決定した後は、キーワードの拡張を行っていきます。キーワードの拡張には、大きく3つの方法があります。
キーワード拡張の方法
- ペルソナから考える
- Googleの機能を活用する
- 専用のツールを使用する
1.ペルソナから考える
キーワード拡張の1つ目の方法がペルソナから考えることです。メインキーワードを検索する具体的な人物像を作り、その方が遭遇するシチュエーションとそこで持つであろう悩みをキーワードにしていきます。
2.Googleの機能を活用する
検索ボックスに文字を入れると関連するキーワードを検索エンジンが提示してくれます。この機能のことをサジェストといいます。サジェストで表示されたキーワードを参考にキーワードを拡張することができます。
3.専用のツールを活用する
ツールを活用することで効率的にツールを活用することができます。
キーワードを拡張するためのツールとしては以下のようなものがあります。
・キーワードプランナー(Google広告)
・キーワードアドバイスツール(Yahoo)
・rishirikonbu.jp
・goodkeyword
・Googleサジェストキーワード一括ダウンロードツール
・Googleトレンド
対策するキーワードを絞る
キーワードを絞る際は、そのキーワードで対策をしたときに得ることができる効果と、対策の難易度の観点で絞っていくことになります。なるべく効果があり、かつ難易度が低いキーワードから対策していくようにしましょう。
1.検索ボリュームを見る
実際の検索結果画面をみて、上位表示されているサイトを見てみることで上位表示の難易度がわかります。例えば、Amazonや楽天などの超大手モールが並んでいる場合、上位表示を目指す難易度は高くなります。
2.実際の検索結果画面を見る
実際の検索結果画面をみて、上位表示されているサイトを見てみることで上位表示の難易度がわかります。例えば、Amazonや楽天などの超大手モールが並んでいる場合、上位表示を目指す難易度は高くなります。