SEOの外部対策とは、別サイトからのリンクやSNSでサイト名を引用されるなど、サイト外で行われる施策のことです。SEOにおいて、別サイトにリンクが張られるということは、そのサイトは有益であることを意味します。
これは論文において、しばしば引用される論文が有益であることと似ています。また、現代では情報収集を必ずしもGoogleなど検索エンジンで行うわけではありません。そのため有用なコンテンツをSNSで拡散することも意味を持っています。
以上のように、外部施策としては以下のようになります。
目次
・他サイトから被リンクを貼ってもらう
被リンクとは外部のサイトからの自社サイトへのリンクのことを指します。
外部リンクについては、過去質の低いサイトを大量に作成し、そこから被リンクを設置するという手法が出ました。
現在はそういった対策を行うとペナルティが課されるようになっているので、リンク対策は注意が必要です。
・SNSでサイテーションされる
サイテーションとは、第三者によりサイト名や固有名を引用されることを指します。SNS経由の被リンク増加が、SEOに直接影響するということはないとGoogleが公表しておりますが、サイテーションによるSEO効果は一定あると言われています。
また、SNSでの拡散は直接的なSEO効果はありませんが、それをきっかけに他サイトからの被リンクが増える可能性等、間接的なSEOの効果は見込むことができます。特に最近では検索自体がSNS上でされることもあり、SNSの活用と絡めたコンテンツ作成が必要とされてきています。
SEOの成果観測
SEOで成果を出すためのには、多くの施策を実施し、その成果を観測し、どういった変化が出たのかを確認する必要があります。そこから振り返りを行い、また次の施策へと生かしていくのです。各種指標のデータを取得するためには、各種ツールを使用する必要があります。
Googleアナリティクス
サイトのアクセス状況を確認するには必須のツールとも言える、Googleアナリティクスを導入しましょう。Googleアナリティクスで取得できる主なデータとしては、以下のものがあります。
- 流入数
- PV(ページビュー)数
- 直帰率
- コンバージョン数
オーガニック検索からアクセスしたデータのみを確認することが可能なので、SEOによる効果の測定に利用できます。またページごとの数値からどのコンテンツがよく見られているかを明確にし、データが悪い場合には改善を加えましょう。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、サイト内部の詳細な状態を確認できるツールです。主な項目は以下の通りです。
- 検索クエリ
- インデックス数
- 内部・外部リンク数
- クロールエラー
サイトがサーバーエラーで表示されなくなった等の、致命的なエラーが発生した際にアラートが飛ばされるので、早期に対処することができます。Googleアナリティクスでは取得できない、サイトに関連する検索クエリが分かるので、キーワードごとに表示されるページに対してコンテンツの修正ができます。
順位チェックツール
Googleサーチコンソールでも検索クエリごとの順位を確認することができますが、平均掲載順位なのでおおよその順位となります。そこでより正確な順位に近いデータを取得できる、順位チェックツールを利用しましょう。
- 順位取得サイトタイプ
- ダウンロードタイプ
- クラウドタイプ