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SEOの内部対策

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2022-01-17
SEOの内部対策

SEOの内部対策とは、Googleにサイト情報を適切に認識させるための施策のことを指します。

そもそも内部対策が必要な理由としては前述したようにGoogleがページを評価する仕組みに関係があります。

1.クローラーがページを発見、巡回する
2.データベースにページを登録(インデックス)する
3.ページを評価する

内部対策は上記の順序がそれぞれ正しく行われるようにする必要があります。
いくらコンテンツの質が良くても、それをGoogleに発見されなかったり、正しく評価されなかったりしてしまうと上位表示は難しくなります。

クローラーにページを発見されやすくする

クローラーにページを発見されるためには、クローラーがサイト内を巡回しやすいように内部構造を設計する必要があります。

主に以下の施策があります。

① ディレクトリの階層を整理する

ディレクトリ構造で意識すべきは大きく2つです。

1.同じテーマでまとめる
2.ディレクトリ構造を深くしすぎない

ディレクトリはシンプルにわかりやすくを意識して構築しましょう。

②パンくずリストを設置する

パンくずリストとは、サイトの階層において今どこにいるのかを示したものです。

ホーム > サブページ > サブページ

ユーザビリティという観点からももちろん必要ですし、クローラーがサイトを読み込む際も、パンくずリストが設定されているとうまく読み取られます。

③内部リンクを設置する

Googleのクローラーは、リンクを辿ってページをクロールしていきます。そのためリンクが設定されていないページはクロールされなくなってしまいます。
クローラーが回ってこなければサイトは評価されることがありません。内部リンクによってクローラーがサイト内を回遊しやすい状態を作りましょう。

上記のパンくずリストも内部リンクの一部です。
その他にも
・グローバルナビ
・サイド・フッターリンク
・アンカーテキスト(コンテンツ内にリンクを入れる)
等があります。

内部リンクはクローラーにページを発見されやすくするため以外にもSEOにプラスの効果を発揮します。

④サイトマップを設置する

サイトマップがあることによってクローラーが新たな記事をいち早く気づくことができ、クローラーが気づかないページをなくすことができます。

Googleによると、「サイトマップを送信することは、サイトを最適化する上で重要な要素の一つです。サイトマップを送信することで、あるサイトに存在するすべての URL を検索エンジンが発見できるようになり、ページの内容が変更された時に素早くダウンロードすることが可能になります。」と述べているためGoogleからの評価が上がることは間違いありません。

⑤robot.txtを利用する

robots.txtとは、収集されたくないコンテンツをクロールされないように制御するファイルです。これによりクローラーが重要なコンテンツを中心にクロールさせることができます。
つまり、クロールさせる中でも優先順位をつけさせることができるのです。

データベースにページを登録(インデックス)されやすくする

クローラーに発見されたとしても適切にインデックスされないと評価が正しくされない可能性があります。
インデックスされたくないものに関しては適切に対処しましょう。

①canonicalタグ

canonical(カノニカル)タグとは、重複するページが存在する場合、どのURLが1番重要であるかを検索エンジンに対して指定するHTMLタグのことです。

例えばhttpとhttpsのURLが正規化されていない場合やショッピングサイトで色違いの商品ページがある場合などは、重複コンテンツとしてみなされてしまう場合があります。
一般的に重複コンテンツは評価が下がる可能性があるとされています。
そのため上記に当てはまる場合にはcanonicalタグを設置し、重複コンテンツではないことをGoogleに認識してもらう必要があります。

②noindexタグ

noindexタグとは、インデックスされないようにブロックするタグのことです。

質の低い記事があるとGoogleからサイト全体の評価が下がってしまう可能性があります。
そのため評価が低くされてしまいそうな重複コンテンツ、コピーコンテンツ、情報量の少ないページ、HTMLサイトマップページ、エラーページにはnoindexタグを設定しましょう。

評価されるページにする

インデックスまで適切にされれば、あとはきちんと評価されるページにしていくだけです。
コンテンツの質を高くするということは大前提ですが、それ以外でページの評価に関わる項目について説明していきます。

titleタグ

それぞれのページに固有のタイトルが必要です。

最近では、タイトルに検索対象のキーワードが入っていなくてもランキングの上位を獲得できるケースが増えたため、以前よりもSEO的な重要性が下がったと言われています。しかし未だにタイトルを修正するだけで順位が良くなることがありますので、サイトに与える影響としては比較的大きいです。不必要にキーワードを詰め込み過ぎず、ページの内容に合った名称にすると良いでしょう。

また、ページのタイトルはクリック率にも大きく影響を与えるため、競合と比較しながら、最適なものを見つけましょう。

②meta descriptionタグ

タイトルのほかに重要とされていたディスクリプションについては、現在ランキング要素から外れてしまいました。しかしSEOに関係が無いからと言って、全て同じディスクリプションを設定してはいけません。ページごとに固有のディスクリプションにする、または何も設定しないようにしましょう。

ディスクリプションの記述がない場合は、本文から検索語句に合わせた内容が抜粋されて表示されます。

③見出しタグ

ページ内容に則した見出しを記述します。

見出しはh1~h6までありますが、全てを使用する必要はありません。中でも一番重要なh1は、タイトルと同様にページごとに固有の見出しにします。見出しタグは検索エンジンのロボットだけでなく、ユーザーにも文章の内容を伝える手段のひとつです。綺麗なアウトラインを実現するために、見出しタグを適切に使用しましょう。

④altタグ

Googleのクローラーは画像の内容を読み取ることができません。そのためaltタグをきちんと設定し、その画像が何を示しているのかをGoogleに認識させる必要があります。

⑤モバイル対応

スマートフォンによるインターネット利用率がPCを上回ったことで、以前にも増してスマホ表示でのSEO対策にも注力する必要が出てきました。
またMFI(モバイルファーストインデックス)が実装されたことにより、その重要度はさらに高まりました。

MFIとは今までGoogleが検索結果の順位を決定する際に、PCサイトの内容を評価基準にしていたものを、スマホ表示のコンテンツを評価するように変更することを指します。

MFIによりPCページにしか存在しないコンテンツは評価の対象から外れてしまうため、必ずモバイルページにも同様のコンテンツを追加しましょう。コンテンツだけでなく、meta情報や構造化データマークアップもモバイルで記述する必要があります。

モバイル対応には「レスポンシブ」「動的(ダイナミック)配信」「PCとモバイルとで別々のURL」の3つの方法があります。このなかでも、PCとモバイルとにコンテンツの差異が生じない「レスポンシブ」が推奨されています。

ページスピード

サイトスピード(ページの表示速度)は、ランキングを決定するシグナルのうちのひとつです。
ユーザービリティに大きなインパクトを与えるので、表示スピードを上げることを心がけましょう。

表示スピードの改善を施すうえで、サイトが現状どれ位のスピードなのか確認する必要があります。

⑦https化

2014年8月のウェブマスターブログにて、Googleはhttpsをランキングシグナルに加えたと発表しました。SEO対策において指標となるものであり、対応すべき要素といえます。

以上のように内部対策では意識すべき部分が多いですが、重要度が高く対策しやすいところから手をつけていくと良いでしょう。