SEO対策を考えていく際に、気になる視点の1つにGoogle以外にもYahoo!、Bingなど他の検索エンジンの存在も出てくるのではないでしょうか?
Yahoo!JAPANは対策しなくていいの?検索エンジンのシェアは?
先ほどはGoogleが考えるSEO対策についてお話ししましたが、検索エンジンはGoogleだけではありません。日本国内でGoogleに次いで有名な検索エンジンと言えばYahoo!JAPANです。現在はPC、スマートフォン共にGoogleの利用者が7割を超えており、Yahoo!JAPANは2割程度のシェアとなっています。
では一定数の利用者がいるYahoo!JAPANの検索結果において、別途SEO対策が必要なのでしょうか?
答えはノーです。現在のYahoo!JAPANの検索結果は、Googleが使用しているアルゴリズムと同様のものを利用しており、サイトの順位もGoogleとYahoo!JAPANの検索結果ではほとんど差がありません。
そのためGoogleが考えるSEO対策を講じていれば特に問題はありません。
ただし、Yahoo!JAPANの検索結果にはYahoo!JAPANニュースやYahoo!知恵袋、NAVERまとめといった独自に提供しているサービスの枠が表示されることがあるため、検索ワードによってはGoogleの検索結果と大きく表示が異なることがあります。
SEO対策を始める前に、狙っているキーワードにおけるYahoo!JAPANの検索結果の状態も見ておくと良いでしょう。
Bingの存在
GoogleとYahooの影に隠れがちですが、Bingは3番目の検索エンジンです。Microsoftが提供する検索エンジンで「意思決定エンジン」というコンセプトを掲げ、他の検索エンジンとの差別化を図っています。
statcounterによると日本で4%のシェアがあると言われています。
4%とは言えBingからアクセスのあるユーザーもいますし見逃せない存在です。
また、Web担当がSEO対策を行う以外に一般のユーザーからGoogleが日に日に使いづらくという声をよく聞きます。そのため、今後Bingのシェアが伸びていくことも予想されています。
SEO対策時は、Googleのアップデートを絶えずチェック!
Googleの定期的なアップデートについてSEO対策では必ずチェックしておく必要があります。有名なペンギンアップデートやパンダアップデートだけではなく、2018年には健康アップデートという健康系のコンテンツを更新しているサイトにはサイト評価が変わる大きなイベントもありました。
2019年6月からはコアアップデートがGoogleのTwitter上でアナウンスされるようになりました。そして2020年の5月には「May 2020 Core Update」と呼ばれるアップデートが行われました。
サイトによっては、10分の1にPVが減ってしまったものもあるようです。以下のようにいきなり検索結果から出なくなってしまうようなサイトは、アップデートの対象になっている可能性があります。
また一度アップデートで検索順位が下落してしまっても、再びアップデートで上位表示する場合もあります。
アップデートと聞くとマイナスなイメージが沸いてしまいますが検索順位を上げる大きなチャンスでもあります。
常に自分のサイトの状態やその他Googleがどのようにアップデートを行なっているか確認しておくことで、サイトを健全な状態に保つことができます。