SEOに関する用語:く
SEOに関する用語:く
掲載されていない内容などについてはお問い合わせからご質問下さい。
- グーグル
- ロボット型検索エンジンの代表。特に日本では大手ポータルサイトの多くがGoogleからOEM提供を受けているので、SEO対策≒Google対策となっているのが現状。GoogleはGoogol(無量大数)をモジって命名。1998年に米国スタンフォード大学の学生だったラリー・ページとサルゲイ・ブリンによって開発された。日本でのメジャーな登場は、Yahoo!Japanのロボット型検索部分にgooの後継として採用された2001年で、その時は「Googleって何?、gooのバッタ物?」という程度の認識だった。それが数年で泣く子も黙る「Google様」になった主な理由はページランクという概念を使って検索精度を飛躍的に高めた成果だと言える。
- グーグルダンス
- Googleの検索結果が短期間の間に一時的に上下変動する現象。自分のホームページ順位が短期間で変動する様をダンスだと喩えたことからこのように呼ぶ。スパイダーが収集した情報をもとに表示順位を決定する際、膨大なデータを処理するために全体の整合性がとれない状態で検索結果が表示されるためだと推測される。
- グーグル八分
- グーグル八分とは、WEBページがグーグルのデータベースから除かれグーグル検索エンジンで検索しても、結果として何も表示されない状態をいう。このような状態になる理由としては、一般的に「検閲」とされ、SEOスパムとは別の行為として認識されている。
- クエリ
- 一般的にはデータベースにおける検索語のこと。検索エンジンにおいては検索窓に利用者が入力する単語またはフレーズを指す。または検索語を用いて検索エンジンを調べる行為。
- クライアント
- 一般的にはクライアント・サーバ型システムにおいて処理要求を出す側の軽量コンピュータ(PCなど)のこと。
- クライアントサイド・スクリプト
- PC側で動作するプログラムのこと。JavaScriptなどが該当。インターネットでは一般にサーバ側でプログラムが実行されるので、クライアントサイド・スクリプトは主流では無い。サーバで動作するサーバサイド・スクリプトと対の概念。
- クラスタリング
- 検索エンジンの表示結果が一つのサイトで独占されないようにする方法。例えばGoogleでは同一ドメインのホームページは最大で2ページしか検索結果に表示されない。例えば下図において「www.cubit.co.jp」をドメインとするホームページは3ページめ以降はGoogleの検索結果ページには表示されない。SEM/SEOを実施する時は独自ドメインを取得するべき。
- クリッカブル・マップ
- 通常の画像をリンクすると画像のどこをクリックしても同一のホームページにジャンプするが、画像のクリック位置によってジャンプする先のURLを変化させる方法のこと。クリッカブル(clickable)は「クリック+able(できる)」という意味。
- クリック
- マウスでハイパーリンクにカーソルを置いてマウスのボタンを押すこと。Windowsではマウスのボタンが2つあり、通常は左側のボタンを押す。右側のボタンを押すことを特に「右クリック」という。
- リック・トラッキング
- トラッキング(tracking)とは「追跡」のこと。したがって一般的には、リンクをクリックした跡を追跡して利用者(リンクをクリックした人)の行動を把握することを言う。SEOにおいては、検索エンジンが実施するクリック人気度のデータ収集のことを指す場合もある。
- クリック率
- リンクがクリックされる割合のこと。CTR(Click Through Rate)とも呼ばれる。クリック率は、
クリック率=クリック回数÷表示回数
となる。例えばバナーが100回表示される間に1回のクリックがあればクリック率は1%。 - グループ検索
- Googleで「Usenetアーカイブ(Googleグループ)」を検索する機能。
- クローキング
- SEOスパムのカテゴリの一つ。ロボットにはSEO対策済みのHTMLファイルを見せる一方で、通常の訪問者(ブラウザ)には普通のホームページを表示する方法。エージェントネーム・デリバリやIPデリバリが典型例。
- クローズド・ループ
- クローズド・ループとは「出口の無い循環」のことで、仲間内だけで不正な相互リンクをはる行為のこと。リンクファームを参照。
- クローラー
- クロール(crawl)とは「モソモソと動く」こと。ERを付けて「モソモソ動くモノ」の意味で、検索エンジンのロボットを指す。
- クローリング
- ロボット型検索エンジンがスパイダーと呼ばれるプログラムを動かしてホームページを自動巡回すること。フレッシュ・クロールとメイン・クロールの2種類がある。
- クロール
- スパイダーがホームページを自動巡回すること。
- クロス・リンキング
- ホームページ間どうしでお互いにリンクを張り合うこと。実際に訪問者を融通しあうことが主目的であるが、SEO的な視点からページランクのアップを目的とした場合もある。