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Googleアナリティクス4プロパティ

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2022-05-30
Googleアナリティクス4プロパティ

GA4とは、Googleアナリティクス4プロパティ(Google Analytics 4)の略で、2020年10月にリリースされたGoogleアナリティクスの最新バージョンのことです。
このGA4を設定してうまく使えば、SEOに役立ちます。

一方、GA4を導入しなければ、アクセス解析が疎かになる可能性があります。
具体的には、UA(ユニバーサルアナリティクス)での計測が2023年7月1日に終了するので、それ以降のアクセス解析が疎かになる可能性があります。
そうなれば、検索流入やユーザー行動などのデータがわからないので、改善点を見つけて必要な対策ができません。
結果、サイトの品質が上がらないのでGoogleに評価されづらくなるというわけです。

こうした良くない状況を回避する為に、GA4の基本を押さえて、適切に設定しましょう。

GA4に移行すべき理由

GA4に移行すべき理由は、UAでの計測が2023年7月1日に終了するからです。

具体的には、2023年7月1日まではユニバーサルアナリティクスプロパティ(UA)で新しいデータを収集します。
この新しいデータを収集するプロパティを、2023年7月2日以降にGA4に切り替えることをGoogle公式に言及しました。
つまり、UAでの計測が2023年7月1日に終了するというわけです。

こうして、UAでの計測が2023年7月1日に終了するので、GA4に移行する必要があります。

GA4でできること

アプリとウェブの横断的な計測

GA4でできることは、アプリとウェブの横断的な計測です。

例えば、GA4では、「ウェブデータストリーム」と「アプリデータストリーム(iOSアプリとAndroidアプリ)」の2種類が内包された「データストリーム」という項目が追加されてます。
この「データストリーム」によって、WebサイトのデータとFirebase経由で取得したアプリのデータを統合して計測できます。
具体的には、あるユーザーがWebサイト⇒アプリ⇒Webサイトのように遷移したら、同じユーザーとして認識・計測できます。
つまり、アプリとウェブの横断的な計測ができるとうわけです。

こうして、アプリとウェブの横断的な計測がGA4でできます。

ちなみに、GA4でWebサイトとアプリを横断したユーザーを計測する場合は、GA4の管理画面で「User ID」や「Googleシグナル」「デバイス ID」の3つの識別情報を組み合わた設定が必要です。

ユーザー行動の予測

GA4でできることは、ユーザー行動の予測です。

例えば、GA4の管理画面のメニュの「探索」から「空白」をクリックします。
そして、「指標」の+から「予測可能」をクリックして表示される「アプリ内購入の可能性」や「購入の可能性」「離脱の可能性」などを選択してレポートが作成できます。

この作成したレポートから、商品を買いそうなユーザーやサイトから去りそうなユーザーがどの程度か?把握できます。
つまり、ユーザー行動の予測ができるとうわけです。

こうして、ユーザー行動の予測がGA4でできます。

プライバシーを重視したデータ収集

GA4でできることは、プライバシーを重視したデータ収集です。

例えば、昨今、消費者の期待の高まりと業界の規制の変化によってユーザーのプライバシーとデータ保護の基準が高くなってます。
これを支援するために、アナリティクスには、「①アカウントのデータ設定を制御する機能」や「②データを広告のパーソナライズに使用するかどうかを選択する機能」「③Analyticsからデータを削除する機能」といったデータの使用方法を制御するための3つの機能が備わってます。
これらの機能がデータ収集に関わってます。
つまり、プライバシーを重視したデータ収集ができるというわけです。

こうして、プライバシーを重視したデータ収集がGA4でできます。

GA4導入のメリット

データ計測の設定がしやすい

GA4導入のメリットは、データ計測の設定がしやすいことです。

例えば、GA4にログイン後、メニューの「管理」からプロパティで「データストリーム」をクリックします。
表示されたデータストリームで「ウェブ」のタブに切り替えて、プロパティを選択します。
すると、「ウェブ ストリームの詳細」が表示されるので、そこで「拡張計測機能」から歯車「⚙」の設定アイコンをクリックします。
そうすれば、「ページビュー数」や「スクロール数」「離脱クリック」「サイト内検索」「動画エンゲージメント」「ファイルのダウンロード」といった各データを収集するか否かを、それぞれ手動によるON/OFFのスイッチの切り替えだけで簡単に設定できます。

つまり、データ計測の設定がしやすいというわけです。

こうして、データ計測の設定がしやすい点が、GA4導入のメリットです。

イベント同士の分析がしやすい

GA4導入のメリットは、イベント同士の分析がしやすいことです。

例えば、GA4では「ページビュー数」や「セッション数」などの各指標をイベントとして設定します。
設定したイベントのデータを分析するには、GAにログイン後、メニューの「レポート」から「エンゲージメント」>「イベント」をクリックします。
クリックして表示される「page_view」や「session_start」などのイベント名ごとにパフォーマンスが確認できて、イベントとイベントのパフォーマンスも比較できます。

つまり、イベント同士の分析がしやすいというわけです。

こうして、イベント同士の分析がしやすい点が、GA4導入のメリットです。

BigQueryとの連携が無料でできる

GA4導入のメリットは、BigQueryとの連携(BigQueryエクスポート)が無料でできることです。
BigQueryとは、Googleが提供する分析用に収集した膨大なデータを蓄積しておく倉庫のようなシステムのことです。

例えば、生データの取得は、UA(ユニバーサルアナリティクス)の場合、有償版(Google Analytics 360)でのみ可能だったので費用がかかりました。
一方、GA4の場合、有償のオプションを使用しなくても生のログデータを取得できます。
つまり、BigQueryとの連携が無料でできるというわけです。

こうして、BigQueryとの連携が無料でできる点が、GA4導入のメリットです。

GA4導入のデメリット

GA4導入のデメリットがいくつかあります。

  • UA(ユニバーサルアナリティクス)のデータを移行できない
  • 学習コストがかかる